『腸腰筋(ちょうようきん)』は、大腰筋、小腰筋、腸骨筋の3つの筋肉をまとめて指しています。腸腰筋は、腰椎と骨盤〜太ももの骨をつなぎ、歩行や脚を上げるなどの動作で股関節の動きに大きく関わる大事な筋肉です。
腸腰筋が弱まると、姿勢崩れや腰痛、歩行時の転倒リスクなどが高まります。また長時間座りっぱなしでいたり、運動不足や冷えなどによって腸腰筋が硬くなると、やはり姿勢悪化、腰痛、股関節の可動域制限などの症状を引き起こします。
それらを防止するためには、適度な運動で鍛えると共に、ストレッチやマッサージで柔軟性を保つ必要があります。
