社交ダンスの『ワルツ』は、13世紀の西オーストリアや南ドイツで、農民の間で踊られていた「ヴェラー」というダンスが起源とされています。その後19世紀に上流階級に広まり、社交ダンスとして確立され、20世紀には競技ダンスとして発展しました。
ワルツの特徴は、3拍子のゆったりとしたテンポで踊ることで、男女が組んで優雅に踊るダンスです。
日本では、1880年頃の鹿鳴館時代に「国際社会舞踏会」が開催されたことを気かけに、ワルツが有名になりました。その後、1980年代後半から1990年代前半にかけて社交ダンスは第二次ブームとなります。1996年公開の日本映画「Shall we ダンス?」が拍車をかけました。
また、日本で社交ダンスの普及に貢献した人物としては、中川三郎さんや鳥居弘忠さん・瑤子さん夫妻が挙げられます。