「ゴルフグリップ」とはゴルフクラブのシャフトの柄の部分で、プレイする時に手で握る分のことですが、握り方そのものを指す場合も多々あります。グリップによって、スイングやボールの飛ぶ方向、飛距離にも影響が出るため、初心者はまず『基本の握り方』をしっかりマスターすることが重要です。
グリップには主に次の3種類がありますが、自分に合ったタイプを選ぶことが重要です。
◆オーバーラッピンググリップ:
右手の小指を、左手の人差し指と中指の間に乗せる握り方(右打ちの場合)。スイングの安定性がありボールのコントロールもしやすいため、人気のある握り方です。ジャンボ尾崎も採用していました。
◆インターロッキンググリップ:
右手の小指と左手の人差し指を絡ませる握り方(右打ちの場合)。指を絡ませることでグリップへの密着度があるため、自然と安定性が増します。ジャック・ニクラスやタイガー・ウッズも採用するポピュラーな握り方です。
◆テンフィンガーグリップ:
野球バットの握り方と一緒で、両手10本の指が全てグリップと接する握り方。力が入りやすいので女性やジュニアなど非力な人にはお勧めです。もともと一般的な握り方ではないですが、最近はプロゴルファーにも採用されています。