第7回目は肩甲上腕関節の回旋筋腱板による支点形成についてお話してまいります。
肩甲上腕関節の正常な運動に必須な条件の一つが『回旋筋腱板による支点形成』であります。
この機能が低下する事は骨頭の求心位を保つことが出来なくなりインピンジメント症候群の要因にも繋がってまいります。
その為、この支点形成のメカニズムを理解することは臨床上非常に重要な事であると考えております。
また、簡易的な腱板機能の検査法もご紹介しておりますのでご参考にして頂けましたら幸いでございます。
肩甲上腕関節シリーズ
参考:
『投球障害肩 こう診てこう治せ』
著者 筒井広明 山口光圀
『結果の出せる整形外科理学療法』 〜運動連鎖から全身をみる〜
著者 山口光圀 福井勉 入谷誠
『筋骨格系のキネシオロジー 原著第2版』
原著 Donald A.Neumann
監訳 嶋田 智明 有馬 慶美
『プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論/運動器系』第2版
監訳 坂井建雄 松村讓兒
『肩関節拘縮の評価と運動療法』
監修 林 典雄
執筆 赤羽根 良和
BGM提供: