PNFストレッチとは一般の方には馴染みのない言葉かもしれませんが、日本語でいうと固有受容性神経促進法といいます。日本語で聞いてもあまりよくわからないかもしれませんが、運動神経伝達系を利用した、可動域と柔軟性のアップ法となります。PNFストレッチにも3種類ほどありますが、今回は一番簡単なHold-Relax法をご紹介します。
前回ご紹介したパートナーストレッチは静的ストレッチをアシストしたものになりますが、このPNFストレッチは筋肉の収縮後のリラックスした瞬間を利用し、そこでアシストをかけ、可動域をあげるストレッチ法となります。
筋肉には収縮した後にリラックスする作用があります。その特徴を利用したストレッチ法であり、運動神経を刺激するストレッチ法という事になります。
手順
Hold-Relax ハムストリング PNF ストレッチ
1.仰向けに寝て膝は伸ばしたまま、Isoimetric Contraction にてハムストリングを収縮させます。10秒ホールド。
2.その後、Relax Phase にパートナーが負荷を加えてストレッチをかけていきます。目安は痛すぎず、適度なストレッチ加減
3.1&2を続けて3セット行います。ポイントは2でストレッチをかけた場所から足を戻さず、筋収縮をかけさせることです。