【中高生むけ・取矢なし】坐射 審査の間合い

全日本弓道連盟の2023年6月報告より、中高生は二段審査まで取矢なしで受審しても良いことになりました。ただ、その際の2本目の矢の置き方(乙矢のさばき方)は定義されないとのことなので、シンプルなさばき方の動画を作ってみました。

<ポイント>
・射位で脇正面へ向きを変えた後、弓を倒して2本目の矢を置く。
 置き方は四矢の簡易版の矢の置き方に準ずる
 (立射の時の置き方と同じ、体中央に矢じり(板付)が来るように置く)
・2本目の矢を持たないので矢番えの際の打ち込み(薬指と小指 あるいは 中指と薬指に挟んで持つこと)は無し
・1本目を引き終えて座ったら、すぐに2本目の矢を拾う。
 拾い方も四矢の簡易版の矢の拾い方に準ずる。
 (射付節または矢じり(板付)を持って矢を持ち腰の辺にとる)

以下タイミング等は、通常の審査の間合いと同じです。
—————————————————————————–
■甲矢
【1番】間をおかず行射する。
【2番】1番の「胴造り」の終わる頃立つ。1番の「弦音」で、取懸け、打起し行射する。
【3番】1番の「弦音」で立つ。2番の「弦音」で、取懸け、打起し行射する。
【4番】2番の「弦音」で立つ。3番の「弦音」で、取懸け、打起し行射する。
【5番】3番の「弦音」で立つ。4番の「弦音」で、取懸け、打起し行射する。
■乙矢
【1番】4番の「弦音」で弓を立て矢を番えて待つ。
    5番の「弦音」で立ち、間をおかず行射する。
【2番】4番の「弦音」で弓を立て矢を番えて待つ。1番の「胴造り」の終わる頃立つ。
    1番の「弦音」で、取懸け、打起し行射する。
【3番】4番の「弦音」で弓を立て矢を番えて待つ。1番の「弦音」で立つ。
    2番の「弦音」で、取懸け、打起し行射する。
【4番】5番の「弦音」で弓を立て矢を番えて待つ。2番の「弦音」で立つ。
    3番の「弦音」で、取懸け、打起し行射する。
【5番】射終われば直ちに弓を立て矢を番えて待つ。3番の「弦音」で立つ。
    4番の「弦音」で、取懸け、打起し行射する。

■審査における行射の注意事項(弓道衣着用、5人立ちの場合)
1.射場への入退場にあたっては、必ず上座に意を注ぎ、順次礼(揖)をする。
2.本座に進み、跪坐し、揃って揖を行い、射位に進む。
3.射位で跪坐し、脇正面に向きを変え、弓を立て矢を番えて待つ。
4.射終わったら1番より順次退場する。
5.次の控えは、3番の乙矢の弦音で入場し、本座に進み跪坐し、5番の弦音で揃って揖を行い、最後の射手が後退するとき射位に進む。
6.行射の前後動作が殊更に間延びしないようにする。
7.立射と坐射で動作が違う場合は、立射の射手は坐射の射手の動作に合せること。要領は「弓礼・弓法問答集改訂版(平成28年4月1日施行)巻末『立射の作法』」を参照すること。

公益財団法人 全日本弓道連盟
■別表2 審査における行射の要領
https://www.kyudo.jp/pdf/documents/probation_gyosha.pdf
■立射の作法
https://www.kyudo.jp/pdf/documents/rules_rissha.pdf
——————————————————————————
チャプター
00:00 入場
00:57 本座 揖(3息)
01:11 射位 矢番え ★取矢なし★
01:46 甲矢 1番(大前) 行射
02:20 甲矢 2番 行射
02:46 甲矢 3番 行射
03:12 甲矢 4番 行射
03:38 甲矢 5番(落ち) 行射
04:19 乙矢 1番(大前) 行射
04:52 乙矢 2番 行射
05:18 乙矢 3番 行射
05:44 乙矢 4番 行射
06:10 乙矢 5番(落ち) 行射
06:36 5番(落ち) 退場

タイトルとURLをコピーしました